HEALTH2023/07/12

海の雫が「Immunology 2023」でフコイダンの新しい研究を発表


海の雫が「Immunology 2023」でフコイダンの新しい研究を発表

Covid-19パンデミックを受けて、更にその重要性が注目されている「免疫」。
2023年5月、海の雫フコイダンが「Immunology 2023」という国際免疫学会に参加し、フコイダンの研究論文を発表致しました。今月の健康だよりでは、この免疫学会と研究内容についてご紹介させて頂きます。

国際免疫学会「Immunology」とは?

毎年5月にアメリカで開催される免疫に特化した国際学会で、世界中から免疫の研究者や、免疫に関連する企業が集まります。2023年はワシントンD.C.にて開催され、多くの研究論文の発表と、約150社という多数の免疫関連企業が出展した、大きな学会となりました。

どういう企業が参加・協賛しているの?

抗体細胞を取り扱うアメリカの企業が主に出展していますが、日本の会社からはSONY、キーエンスが昨年に続いて出展。
イギリスのグローバル製薬会社であるグラクソスミスクラインや、科学機器を取り扱うアメリカグローバル企業のサーモフィッシャー、日本の製薬企業である協和キリン、また、韓国免疫学会等がスポンサーとして参加されていました。

どういう研究内容が多い?

期間中、複数のコンベンションルームで、免疫の研究者によるプレゼンテーションが行われます。Covid-19、インフルエンザ、体内での炎症作
用などに免疫がどのように作用するか、といった研究が多く、すべて免疫に関連した研究発表です。2020年以降のCovid-19パンデミックの状
況を受け、「免疫」の重要性が国際的にも改めて認識されています。

海の雫フコイダンによる研究発表

海の雫も、フコイダンと免疫に関する新しい研究を発表致しました。九州大学大学院の准教授および、フコイダン研究所の理事を務める宮﨑義之先生と共同で行った研究です。
免疫機能の中で、中心的な役割を担う「樹状細胞」。今回の新しい研究内容は、オキナワモズクフコイダンがこの樹状細胞のはたらきを効果的にサポートしてくれるというものでした。

「樹状細胞」とは?

免疫システムの中には、たくさんの異なるキャラクターが存在し、それらが協力して体を守ってくれています。ウィルスが体内に侵入してきたときに真っ先に攻撃をしかける「マクロファージ」や「ナチュラルキラー(NK)細胞」などがよく知られていますが、一方で、「メッセンジャー細胞」と呼ばれる樹状細胞という免疫細胞がいます。樹状細胞は外敵を見つけたら、そのウィルスや病原体の形や特徴を記録し、違う種類の免疫細胞に伝えて、攻撃を促すことが出来る司令塔の役割を持つ細胞です。

上述のとおり、今回の研究では、オキナワモズクフコイダンが免疫の司令塔である「樹状細胞」のはたらきをサポートしてくれることが分かりました。
海の雫フコイダンは、NPOフコイダン研究所との共同研究を継続しており、2012年以降、定期的にImmunologyで論文発表を行っております。今後も皆様に安心してフコイダン商品を使用して頂けるよう、エビデンスに基づいた商品製造や品質管理を引き続き継続して参ります。

 

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